plenty of empty** アラサー女の放浪記

ふらふらと漂う根無し草な人生。

天職と適職。獅子座の新月

江原啓之さんの本を読んだら、「天職と適職がある」ということが書いてあった。

 

天職は自分がやっていて楽しくて嬉しくて、お金を貰わなくても幸せな仕事。

適職は自分に合った仕事ではあるけれど天職をしてる時のように楽しくはなくて、嫌だなぁと思うこともあって、でも生活のために(お金を得るために)やらなきゃいけない仕事。

多くの人は天職一本で食っていこうと適職を辞めてしまって、つまづいてしまう。

天職で稼げる人は少ないらしい。

江原さんにとって、カウンセリングの仕事は天職じゃなくて適職らしい。

ほんとは歌うのが好きだからオペラとかしたいんだって。知らなかったからびっくり。

周りから見て「あれはあの人の生まれながらの天職だよね」って見えても、

本人にとってはそうじゃないこともあるんだな。

天職一本だと生活していけないし、適職だけしてると気持ちがしんどくなる。

思い出して書いているから正確ではないけれど、私の理解によるとそんな感じ。

 

ここ数か月、ずっと悩んでいたのは今の仕事のこと。

楽しめない。気持ちが辛い。身体がしんどい。

そんな思いが強くなった。

でも辞めても今の私に他にできる仕事はない。辞めたら生活ができなくなる。

適当なアルバイトでなんでもすれば食つなぐことはできるかもしれない。

でもそんな仕事をするよりは今の仕事の方がいいと思っている。

だってアルバイトでこき使われるのきついし、それに比べれば今の仕事の方が慣れているから楽だし。でもそんなずるい考えかたをする自分がいやだ。周りで真剣に働いている同僚や先輩に失礼だ。そこで悩んでいた。

 

1かゼロか、天職かそうでないか、そうでないなら続けるのは間違っている、みたいな考え方になっていたせいだと思う。

でも「適職」という言葉を知って別の受け皿ができた。

今の仕事は「天職」ではないけど、「適職」ではあると思う。

仕事に対して前向きに思えるようになった。

生活のお金を稼がせてもらっている大事な仕事だから、ちゃんとやろう。

お客様に満足してもらえるように頑張ろう。

誰かの役にたてるように頑張ろう。

 

今日は獅子座の新月。

忘れていた子供の頃の楽しかったことを思い出す。

役に立たないと切り捨ててしまったことを思い出す。

純粋にやってて楽しい、ワクワクする、そんなものはなんだったっけ?

今の生活に埋もれてしまって忘れてしまったこと、生活のために切り捨てたこと。

それを思い出すために最近仕事が嫌になっていたんだなぁ。

上手く出来てるなぁ。

 

この機会に天職を探してみようと思います。